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チェーン・ポイズン (本多孝好)

コメント (2)  >

主人公の女性が、ある条件と引き替えに自殺を一年間先延ばしする、というお話です。

結末がわかっている状態から話がスタートするので、考えが変わって生きることにするのか、それとも自殺してしまうのか、というハラハラ感はないんだけど、一年の間に主人公が自分を取り巻く環境の移り変わりに巻き込まれて、考え方が変化していくところが面白いと思いました。

心に残った言葉。
「人はみな孤独です。誰だって一人分の孤独を抱えている。そんなものに重いも軽いもない。等しく一人分の孤独を抱えている。一人分の孤独になら耐えられる。そういう耐性を人間は備えているはずです」

「本当に死ぬ気なら、その自殺、一年待ってみませんか?」

チェーン・ポイズン 写真

主人公の女性が子供を抱きしめる場面で思わずグっときてうっかり泣いてしまった。何だか未来をギュッと抱きしめている感じがしたなぁ。

約 420 ページ。
終わりの部分がどうしても理解できなかったので、もう一度読んでみるつもりです。

Comment

  • 長谷川しのぶ ( 08 Apr 2012 22:21 )

    タイトルと帯の言葉に惹かれて読んでみました。生きているのか死んでいるのかもわからない女性が生きた証しの為に死ぬ事を選ぶ・・。そこの辺りの描写はとても切なかったです。でも結局は子供たちへの愛でかわる事がてきて良かった~って思ってたらその人は高野章子ではなかった!! ビックリと同時に原田と同じがっかりした気分になりました。明と暗に分かれた2人の女性.
    孤独よりも怖いのは絶望する事なんでしょうか
    あの医者の言葉は私も胸に刺さりました。


    Re:

    みぎかた ( 09 Apr 2012 01:33 )

    コメントありがとうございます (^o^)

    面白い切り口の小説ですよね。
    本を読む方ではないので、偉そうな事は言えませんけど。

    孤独と絶望、どっちが怖いのかなぁ。
    正直、比べられるモノなのかもよくわかりません。
    絶望 → 孤独 → 不安 という流れなのかなって気がします。
    (孤独だなって思ったら不安になるのはオレだけかもしれませんが)

    それとも孤独を感じると色々なことに絶望するのかな?
    うーん、なんだか、よくわからなくなってきました。

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